映画「余命」 試写会に行ってきました

あらすじ

医師として公私共に充実した生活を送っていた滴（しずく）は、結婚10年目にして子どもを授かる。諦めていたわけではないが、予想外の嬉しい出来事に心が躍る。しかし、喜びも束の間、乳がんが再発していることに気がついてしまう。夫に言えば、子どもを諦めることになるのではないか、逡巡の末、滴は乳がんであることを誰にも告げないまま、母親への道を歩み始めるが、癌もまた進行の度合いを緩めることなく、滴の身体を蝕んでいく。チェック：がんの治療と出産のはざまで葛藤（かっとう）する外科医と、その夫を描く珠玉の人間ドラマ。「海猫」などの著作で知られる谷村志穂の同名小説を基に、「3年B組金八先生」シリーズや『手紙』を手掛けた生野慈朗が監督を務める。苦渋の選択を迫られる主人公に挑むのは、『フラガール』の松雪泰子。『さくらん』の椎名桔平が、主人公を支える夫を演じる。繊細（せんさい）かつ強く生きようとするヒロインを通して、命の尊さについて深く考えさせられる。　　　　　　　キャスト　　　　　　　百田滴：松雪泰子　　　　　　　百田良介：椎名桔平　　　　　　　百田瞬太：林遣都　　　　　　　保井きり子：奥貫薫　　　　　　　宮里光：市川実和子　　　　　　　吉野晃三：二階堂智　　　　　　　女医：かとうかず子　　　　　　　吉野秀実：宮崎美子　　　　　　　諸井康平：橋爪功


公式サイト：http://www.yomei-love.com

(C) 2008「余命」製作委員会製作年： 2008年
製作国： 日本
日本公開： 2009年2月7日
上映時間： 2時間11分
配給： S・D・P
カラー

谷村志穂『余命』｜新潮社

谷村志穂／著

余命を宣告された自分に芽生える新しい命――私は、この子を守ることができるのか。

女医の滴が妊娠した。結婚十年目にして訪れた奇跡を夫と共に喜ぶが、やって来たのは幸運だけではなかった。滴がかつて患った乳がんが再発したのだ。子供をあきらめ治療に専念するか、がんの進行を早めることになっても子供を産むか……病を知り尽くした彼女が下した壮絶な決断とは？　命あるもの全てを抱きしめたくなる感動長篇。
発行形態 : 書籍
判型 : 四六判変型
頁数 : 255ページ
ISBN : 978-4-10-425603-7
C-CODE : 0093
ジャンル : 小説
現代の小説（純文学）
発売日 : 2006/05/31

谷村志穂『余命』｜新潮社

谷村志穂／著

がんと闘いつつ、新たな生命を育む。女性医師の愛と覚悟。

外科医・百田滴は、結婚十年目に妊娠した。喜びも束の間、彼女はがんの再発を知る。その事実を胸に秘め、売れないカメラマンを続ける夫に苛立ちをぶつけた。深夜に心の深淵を覗き込んでは身を強ばらせた。だが、滴は独りで生きていたわけではなかった。暖かな愛情が、震える魂をそっと包んでくれた。ひとりの女性の愛と覚悟を描き、生きることの意味をあなたに問いかける、傑作長篇。
発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-113255-6
C-CODE : 0193
整理番号 : た-79-5
ジャンル : 小説
現代の小説（純文学）
発売日 : 2008/

いろいろと考えさせられる映画です。舞台は東京と奄美地方の加計呂麻島です。東京が静で加計呂麻島が動という感じでしょうか。癌の専門医であるがゆえに根治する。（完全に治す）ことができないのがわかった上での決断なので余計に悲壮感が漂います。本当にそれでいいの？もっといい方法はなかったの？相談しなくていいの？etc.　

子供を生めるということはとても幸せなことなんじゃないのかな。と感じた２時間１０分でした。

あの子が盗まれた時間を取り戻してくれる。

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